婚活のやり方にはいろいろありますが、今回紹介するのは神社やお寺を参拝しながら仲良くなりましょうというものです。
神社やお寺なんて古めかしい、加齢臭がする…
そういうことを思うなかれ。
実際にやりようによっては、出会いの機会が普通の婚活イベントよりもはるかに高い、効果抜群のものになります。
なぜそうなるのか、ここで解説していきたいと思います。
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神社やお寺を巡る婚活への参加方法
神社やお寺を参拝する婚活はいくつかの団体が運営をしています。
代表的なものを紹介します。
「寺社コン」(R)
寺社コン(R) http://jisyacon.com/
宿坊研究会・縁結び神社研究会・お守り研究会という神社や地方の宿坊を訪ね歩こうと啓蒙活動を行っている3団体による共同企画です。
登録商標ですので(R)が必要。寺社コンは、一般名詞ではなく固有名詞であることに注意してください。
申し込みは「寺社コン」HPで行っています。
企画されているイベント一覧もあり分かりやすいです。
ほぼ毎週末どこかで開催されています。
関東と関西を1週ごとに交互、という感じでしょうか。
イベント時は男女半々、合わせて20人~30人と婚活イベントとしては非常に参加しやすい規模になっています。
イベントは前半の神社仏閣イベント(祈祷、お祓い等体験)と後半の懇親会からなり、男女同額の参加費で、イベント5000円前後、懇親会5000円前後。
高いと思われるかもしれませんが、神社仏閣イベントは通常受けられないものを特別に体験できるので、非常にお得です。
寺コン・お寺婚活
寺コン・吉縁会 http://www.kitien.com/
こちらは寺社コンとは違い、お寺に特化した婚活です。
臨済宗妙心寺が中心となって行っていて、1回あたりの参加者は数百人に達する一大イベントになっています。
「寺コン」「寺婚」「お寺婚活」どれでもいですよ~と主催者は言っています。
静岡と東京地方の臨済宗のお寺で開催していて、寺社コンのようにお祓いや儀式を体験するというよりも、お寺でお坊さん運営の大規模な婚活パーティを行う感じです。
こちらの会は規模を拡大していこうという意思があるようです。
もし、近くのお寺で開催されているようならば参加を検討してみて良いでしょう。
そのほかの神社・お寺
神社やお寺を巡る婚活を行っている団体は大規模なものは以上ですが、それ以外にも地方自治体と協力するなどして単発の神社、お寺を巡る婚活イベントが開催する可能性があります。
自治体のHPや広報誌などに目を通しておくと良いかもしれません。
神社やお寺の婚活について概略を説明いたしました。
続いて、なぜそれらが婚活に向いているのかお話しします。
神社、お寺婚活が優れている理由
神社やお寺に行くわけですから、参加する段階でしっかりとした服装にならざるを得ません。まさかドレスを着て祈祷をする人はいないでしょう。ギャル、チャラ男系の人はその段階で参加しないと思いますし、そもそもそうしたものに対して興味がないでしょう。
この婚活に参加するのは、「真面目」「落ち着いている」「人の話を理解しようとする」人たちばかり。
つまり、応募時点で自然とフィルタがかかります。
テーマ的に30代~40代の人が多いのですが、それは20代が行ってはいけないということではありません。20代はモテます。
- 20代:参加者が少ないため目立ち、モテる
- 30代~40代:同年代が多いためチャンスが多い
とどちらにしてもメリットが大きいです。
20代女性はただでさえモテますが、真剣な男性が多いのでさらにモテます。
また、20代男性はその年で神社仏閣が好きという落ち着いた趣味ですので、女性からは「真摯に物事に向かえる人」だと判断され、やはりモテます。
20代こそ行っていただきたいのがこの婚活です。
神社やお寺に行って実際に厄除けやお祓いを受けるわけですから、その時点でご利益があります。参加費分の元はこれだけで十分にとれることになります。
良縁祈願の祈祷を受けて、御札をもらう。
まさに出会いに特化したメニューで、その段取りを主催者が行ってくれるわけですから、自分だけで行って手続きをして受けるよりもはるかに楽です。
こんな良い機会を逃すなんてもったいない。
通常の婚活パーティを思い出してください。
男性:5000円
女性:500円
とかざらですよね。
男女の収入の平均を考えても、明らかに女性が安くなっています。
中には女性はタダで参加できるものもありますし…。
こうした過剰な傾斜配分になっているのはそうしないと女性が集まらないからです。それでも集まらなくて「サクラ」という噂もありますし、こうなってしまうのは女性がリピートしないからなんです。
リピートしないので、新しい女性を呼ばなければならず、最終的には「タダでもいいから来てください」という話になります。
でもその時にいい男がいなくても「参加する価値あり」と判断すれば女性はリピートします。その「価値」がお祓いであり厄除けなのです。
「いい男は今回いなかったけど『お祓い』っていう普段できない経験ができたからOK。次も違った面白い経験ができそう、だから行こう!」。
女性の場合、自分への「言い訳」が必要なのです。
神社やお寺の体験はその言い訳になり得るということになります。
事実、これらの婚活は男女同額にも関わらず女性のほうから埋まっていきます。
寺社コンも寺コンも、由緒正しい神社やお寺で行います。寺コンに至っては臨済宗のお寺そのものが企画・運営をしていますよね。これが何を意味するかと言いますと、婚活を行う上で極めて安心できる体制になっています。
どこかの知らない企業が婚活パーティを行う場合「ぼったくられる」「個人情報を抜かれる」「半分以上サクラなんじゃないの?」という危惧が付きまといます。誰だか分からない団体に婚活というナイーブな情報を渡すのは危険です。
こちらの婚活は神社やお寺で行うのですから、そうしたよくわからない団体では全くなく、これ以上安心できる存在はありません。
お坊さんや神主さんが採算度外視で協力してくれる、こんなに頼もしいことはありません。
婚活パーティではその場のトークスキルや容姿、話題の持って行き方など表面上のイケメン、美女、リア充が評価されがちです。時間が少ないので、こうした能力や容姿が良い人が気に入られるのは当然で、おとなしい、真面目な人は会話に入れずに取り残されるパターンが多々あります。
でもこの婚活は違います。
まず、実際に祈祷する、写経する、座禅をするなど真面目に取り組まざるを得ないことを体験します。そこでいい加減な態度は許されませんし、チャラ男が無理をしてもばれてしまいます。
本当に真面目で誠実な人が、真摯に取り組む姿を周りに見せつけることになりますので、人間の「根っこ」の部分が良く分かります。
通常の婚活イベントでは評価されにくい部分が加点要素となるのがこの婚活の魅力です。
このような魅力があるので、通常の婚活ではうまくいかない、モチベーションが沸かないという人でも一度参加していただくのをお勧めします。
筆者が「寺社コン」に参加しました!
実は筆者はこの前「寺社コン」に参加してきました。
体験というよりもガチの婚活としてです。
大まかな流れを説明したいと思います。
神社イベント
写真のように神社へ行きました。
参加者が男女半々で20名超。非常にバランスがいいです。
上で書いたように女性に人気があり、定員に早く達したのは女性のほうでした。
良縁祈願のお祓いを殿上で受けます。
事前に名前を伝えているので神主さんが自分の名前も読んでくれます。
これはありがたいです。
その後、参加者一人ひとりが「お札」と「絵馬」をいただきます。(写真は私のもの)
お札や絵馬について神主さんのご高話を拝聴します(なぜ桃が絵馬に描かれているのかなど)。
最後にまた殿上に行き「大祓詞」という祝詞を全員で唱和します。
このくらいになると皆さんと打ち解けてきます。
全部で2時間30分くらいになります。
ちなみに御朱印をイベント前に預ければ押してもらえます。
神社には「縁むすびの木」があり触るとご利益があるそうです(触りまくりました)。
懇親会
その後場所を変え懇親会になります。
レストランのパーティルームでビュッフェ形式でした。
料理もかなりおいしいです。
当然、この場ではパーティスキルが必要になります。
男性は女性のお酒を持って来たり、積極的に異性と話したりすることが重要です。
ちなみに寺社コンですので、パーティ会場で般若心経を一字だけみんなで写経するなんてことも行われました。
パーティ終了間際には連絡先交換タイムがあり、意中の人と交換をします。
「パーティ名刺」などはないので、積極的に声をかけて行きましょう。
参加費ですが神社+懇親会トータルで10000円。
でも、神社での経験は1人では絶対できないのでこれだけでも価値ありで、大満足でした。
神社やお寺で婚活の魅力 まとめ
- 真面目で誠実な人が多く集まる
- チャラチャラした感じのうわべだけの人は排除される
- それだけで価値がある霊験あらたかなイベントに参加できる
- 1人では受けられないものが多いのでそれだけで価値がある
- 神社やお寺で行うのでイベントとしてとても安心
- 懇親会まで参加して積極的に交流することが大切
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