現在様々なタイプの婚活パーティが開催されています。その多くが都内や地方中枢都市で開催されていると思っていましたが、私が住んでいる新潟県でも婚活パーティが開催されていました。
「CHANE CLAIRE」(シャンクレール)は設立23年、動員実績443万人を誇る信頼のある企業です。北海道から沖縄まで全国で婚活パーティを開催しています。
そんなシャンクレールの婚活パーティに、新潟県で参加してきました。
シャンクレール婚活パーティの予約方法
予約方法は実にシンプルで簡単です。スマホ1つで簡単に行うことができますし、多くのパーティが前日までキャンセル無料で応募することができます。
今回私が選んだパーティは以下の通りです。
- 開催日時:9月某日 16時から
- 場所:新潟駅から徒歩2分のホテル1F
- 参加年齢:男女ともに20~29歳
- 参加費用:男性6000円、女性1000円
- 参加資格:男性は大手企業、公務員、外資系企業、女性は独身であること
こうみると男性はかなり高額ですし、参加資格も厳しいように感じます。
予約必須のパーティになりますので、必ず予約する必要があります。
パーティに行く前の準備
女性が気になるところは「服装」だと思います。どんな格好で行ったら良いのかわからない、と私も悩みました。ネットで「婚活 服装」と検索しても、情報が多すぎてなかなかこれだ、というものは出てきません。
私の場合は薄手の白いセーターを紺色のテーパードパンツにインして、黒のショルダーバッグを持って、紺色のペタンコパンプスでした。どれもファストファッションなので、全く服を持っていないという女性でも安心です。
ネットで検索すると、膝丈のフレアスカートにインナーをインするのが定番だそうですが私は足を露出するのが嫌だったのでパンツです。パンツスタイルで行っても、特に問題はありませんでした。
しかし、デニムにパーカーで、ぼさぼさの髪の毛のままの女性もいらっしゃいました。それではやはり好印象は与えにくいです。あくまで余所行きを意識してほうがいいようです。
服装のポイントはとにかくインナーを「イン」すること。これだけでそれらしくなります。
女性なら髪型も気になりますね。私の場合はハーフアップをしてその髪の毛をくるりんぱしました。5分程度でできるアレンジに100均で買えるゴールドの髪留めをして完成です。
全ての衣類や装飾品を合わせても、10000円以内で収まります。
男性の服装については、多くの方が黒いパンツを履いて、襟付きのシャツを着ていました。しかしかなりラフな服装の方もいらっしゃいました。ポロシャツや襟付きのシャツで清潔感を重視した方が、好感を得ることができます。
持ち物に関してはボールペンと身分証が必須です。
ボールペンは受付や各セクションでチェックシートを記入するのに使います。
シャンクレールの婚活パーティではボールペンの貸し出しはなく、忘れてしまうと購入になりますので注意してください。
女性ならハンカチとティッシュ、簡単にメイクが直せる化粧道具等と必需品があれば大丈夫です。
実際に行ってみました
当日の会場までは徒歩2分程度でした。
JR新潟駅の万代口を出て、左側のバスターミナル沿いを歩きます。横断歩道を渡り、左折してひたすら真っ直ぐです。
タバコを吸われる方は駅周辺や会場周辺に喫煙所はありませんから、途中のコーヒーショップの喫煙席がお勧めです。
ただ、喫煙させる方を嫌う相手もいますから、匂いには気を配りましょう。
居酒屋さん斜め左手に見える交差点を右折します。そこから30秒程度歩くと会場が見えてきました。
時間は15:45くらいで明るかったのでよいですが、夜は少し怖いなと思う雰囲気です。閑散としていて雑居ビルに囲まれています。女性1人で夜の時間帯の婚活パーティに参加する場合は、お友達と一緒がいいかもしれません。
会場となるホテルは、写真のように若干入りにくい外観をしています。
受付
ホテルに到着したのは15:50でした。受付は開始10分前から行われます。
会場に入ると、受付の方が座っていました。受付はテーブルと椅子が置かれただけのスペースで、とてもホテルのようには思えませんでした。狭く閉鎖的な空間で、これから婚活パーティするぞ!という気持ちにはなれません。
しかし受付の女性の方の対応は優しく、会場に問題があるだけで、シャンクレールのスタッフの方には問題はないようです。
エントリーカードの記入
まずはエントリーカードの記入です。
「1枚記入してください」と言われたのはいいですが、どこで書くの!?と思うくらいスペースがありません。
仕方なく花瓶が置いてある台の端で縮こまって書きました。
この時、web予約した際に与えられるクーポン番号を記入する欄があります。事前にシャンクレールのマイページで番号を把握しておくとスムーズです。
エントリーカードを記入し、受付の女性の方に渡しました。500円を払い、胸につける番号札を渡されます。女性はピンク、男性は水色の番号札になっていました。
それを付けて、男性のスタッフの方に会場へと案内されます。
会場内の様子
会場は8畳くらいのリビングのような部屋でした。ホテル…?と疑いたくなるような場所で寂れた一室です。
椅子が円状に30個程度、向かい合うような形で並べられていて、真ん中に大きなテーブルがあります。その上には水と紙コップが置いてありました。
椅子の上にはプロフィールカードが置いてあります。男性は水色、女性はピンクです。男女が交互になるようにプロフィールカードが置かれ、好きなところに座るように言われました。
開始までこのカードを記入するのですがここでもまた問題発生です。
「膝の上で書けというのか…」カードを記入するスペースは用意されていません。
仕方なく長財布を下に敷き、ガタガタになりながらプロフィールカードを記入しました。
このカードは会話の糸口として非常に重要となりますので詳しく書くことをお勧めします。
何も考えてこなかった私は書くことが思いつかずにうーんと唸りながら書いていました。
パーティ開始
カードの記入に集中していると、いつの間にか男性が10名、女性が9名集まっていました。
司会の男性スタッフの方がやってきて簡単な挨拶をしてくれます。
この時も明るく元気な挨拶をしてくださり、シャンクレールのスタッフの方には良い印象を受けました。
開始ギリギリにきた方は当然プロフィールカードを記入している最中ですが、御構い無しにスタートです。
しっかりと記入するためには10分前に到着している必要があるようです。
プロフィールカードと、チェックシートを切り離します。
私はこれくらい書いておきました。
切り離したチェックシートを相手に渡し、同様に相手のプロフィールカードを頂き、会話をしていきます。終了すると男性が左に1つずつ、ずれていき1周回るまで全ての男性と会話することになります。
短い時間ですが、会場にいる全ての異性の方とお話しすることができました。自己紹介が終了すると、プロフィールカードを相手に返却し、チェックシートに相手の番号、名前や印象について記入します。
とりあえず名前と番号だけ記入する形になりました。
この時もっと相手に見えないような配慮があると嬉しいですね。
実際にお話した男性
今回は印象に残った5名の方をピックアップし、ご紹介します。
1.Iさん 27歳
緊張のお1人目でした。銀行員だというIさんは真面目そうな方でした。少々緊張しいのようで、終始語尾が震えていたのでなんだか申し訳ない気持ちです。この方が、10名いる男性の方の中で唯一喫煙をされる方でした。正直で好印象です。
しかし汗の臭いを気にしてか、制汗剤の匂いがきつかった印象です。
評価
2.Hさん 26歳
とんでもなくイケメンのお兄さんでした。茶色い髪の毛にゆるいパーマがかかっており、アイドルさながらの容姿でした。最近の若者、というようなファッションで、性格も気さくで明るい方でした。
当然好印象なのですが、どうも真剣味がないというか上の空というか、本当に彼女が欲しいのか怪しいなと感じました。
公務員だとおっしゃっていましたが、真偽は不明です。
評価
3.Mさん 30歳
大手企業にお勤めのMさん。私がプロフィールカードに人見知りと記入したこともあってか、たくさんお話をしてくれました。
そして結構チャラい男性でした。「この会場で1番可愛い」とボディタッチも多く、悪い気はしないような、気持ち悪いような。
こんなに明るい性格でも彼女ができないのか…と冷静に考察してしまいました。
評価
4.Kさん 32歳
品質管理のお仕事をされているというKさん。目が大きくハンサムな印象を受けましたが、とんでもなくガリガリで心配になりました。物腰柔らかい印象でしたが、あまり記憶には残らないタイプでした。当たり障りのない、と言えばかなり好印象です。
顔が素敵だったので、そこをしっかりと記入しておきました。
評価
5.Yさん
年齢欄が空欄のYさんに、「年齢は非公開なんですか?」と冗談で聞いてみたところ、なんと40歳の方でした。パーティの参加資格は29歳までのはずですが、大半の方が30代を超えています。しかし40歳はさすがにいきすぎでは、と思いました。
しかしご本人は優しい方で、たくさんお話を広げてくれました。病院関係のお仕事をされているそうで、まさにぴったりな印象です。
評価
最終的に書き込めたのはこれくらいです。
書き込み時間も短いですし、書ける環境は整っていません。
第一印象カードの記入
全ての男性と自己紹介が終わった後、チェックシートの下についている第一印象カードの記入に移ります。自分で記入したチェックシートをもとに、好印象でもっとたくさんお話ししたい方の番号に丸をつけます。
カードの記入に集中しすぎて、顔と名前が一致しません。チェックシートを見てもいまいちピンときません。私は2分話した程度で男性に優劣をつけるのは気が引けたので、チャックシートでは全員の方の印象を丸にしてしまいました。
しかし後ほど困ってしまったので、印象は真摯につけるべきです。
私はちらちら周りを見渡し、顔と番号を確認しながらHさん、Mさん、Kさんの番号に丸をつけました。この時、何人でも丸をつけていいそうです。
それをスタッフの方に提出し、あっという間に最後のセクションに移ります。
フリータイム
席順は1番はじめと同じまま、フリータイムが始まります。
フリータイムの方法は、全員一度起立し、もっと話したい相手とペアになります。
ペアになった方から2人で座り2分程度会話をします。これを4回行いました。
「ではフリータイムスタートです!」という元気な掛け声でフリータイムが始まります。
全員誰を誘っていいのかわからず、とりあえずみんなでテーブルの上の水を飲み始めます。この時会場の気持ちは1つでした。
私が水をちびちび飲みながら立ち尽くしていると、たまたま隣にいた銀行員、Iさんが声をかけてくれました。
ありがたいと心の中で叫びながら座り、また会話を始めます。
会話の内容は緊張しますね…疲れましたね…などととても婚活パーティの内容とは思えません。
しかし案外心地よくリラックスして話すことができました。
2回目のフリータイムでは、チャラ男のMさんが駆け寄ってきて「話しましょう!」と手を引いてきました。
若干引いてしまいましたが、取り残されなくてよかったという安堵感が勝り座ることに。
シャンクレールのパーティでは、カップルにならなくても、フリータイムの時間に相手に連絡先を渡すことができるカードがあります。
Mさんはそのカードを無視してその場でLINE交換を迫ってきましたが、とりあえず形式にのっとりましょうと紙媒体での交換にしました。
「今度ご飯でも行きましょうね」とにこやかに言ってくださり、適当に返事をしてまた終了の時間です。
ここで、第一印象カードの返却が始まります。
つまり、自分が丸をつけた番号に斜線が引かれていると、第一印象では両思いということになります。私が丸をつけたHさん、Mさん、Kさんの番号には斜線がついていました。
その他全ての番号に斜線が引かれていたので、男性全員が好印象を持ってくれたということになります。しかし丸をつける人数制限はないので、全員が全員から丸をつけてもらっている可能性が否めません。
3回目のフリータイム
3回目はKさんが話しかけてくれました。
よくよくみるとさらにお顔が綺麗です。32歳とおっしゃっていましたが、まだ20代半ばのようなつやつやなお肌でした。
しかし私もKさんもかなり疲弊しており、やはり疲れましたね…という会話が大半でした。
とくに連絡先を交換することもなく、弾んだ会話もなかったのですが、私はそういう方が個人的に好みだったので落ち着いて話すことができました。
4回目のフリータイム
4回目、最終のフリータイムではイケメンのHさんとお話しすることになりました。乗り気でなさそうなHさんでしたが、話してみると明るい方でした。
会話の内容が大学サークルの飲み会のようで逆に安心です。失礼ですが容姿も若干大学生のようだったので、年上の方ですが弟のような印象を持ちました。
ケラケラという感じで笑っていて可愛いタイプです。
合間合間にも連絡先カードをいただき、2名の方から連絡先をいただきました。
持ちカードは1人2枚、私がお渡ししたのはチャラ男のMさんだけです。
マッチングカードの記入
第一印象カードの裏側は、最終的に素敵だなと思った方の番号を1位から5位まで書くことができる、マッチングカードになっています。男性側、女性側に別れて座り、目の前に男性がずらりと並んだ状態での記入になります。
自己紹介を始めてから1時間弱、とても10名の男性をランク付けできる状態ではありませんでした。
しかし記入しなくてはいけませんから、なんとか前チラチラ見ながら書いて行きます。
書いている途中に番号札を回収されてしまうと、番号を忘れてしまった方は書けなくなってしまいますので、ここの記入はスピード勝負です。
私は最終的に以下のように順位をつけてマッチングカードを提出しました。
1位 弟のようなイケメンのHさん
2位 32歳のハンサム男性Kさん
3位 話しやすかったチャラ男のMさん
4位と5位は空欄にし、カードを提出します。
その時に女性限定で次回の婚活パーティ無料参加券をいただくことができます。
発表まで5分程度あったので、トイレに行きたいと申し出ましたが、そこは断られてしまいました。なのでパーティ終了まで我慢です。
発表までの間、隣に座っていた超絶美少女Yさんが話しかけてくれました。本当にお人形さんのような可愛さで、思わず「なんで来たんですか?こんなに可愛いのに…」と心の声を丸出しにしてしまいました。
Yさんは大笑いしてくれて、私のことも綺麗だとお世辞を言ってくれます。容姿だけでなく性格も抜群にいいYさんは「よかったら今度ご飯でも行きませんか?」と言ってくださり、連絡先を交換しました。正直この日の婚活パーティで1番ドキドキした時間でした。
結果発表
いよいよお待ちかねの結果発表です。正直トイレに行きたい気持ちが溢れかえりそれどころではありません。
この日は5組10名の方がカップル成立したようです。
最低でも自分の番号も記入した相手の番号を覚えておく必要があります。
結果的に、私は2位に記入した32歳のハンサム男性のKさんとカップル成立することになりました。
発表と同時に退席するわけでもなく、その場で座ったまま全てのカップル発表を聞くことになります。
一通りカップルが発表されるとそこでパーティは終了です。
男性陣が先に退出をし、女性が後から退出する流れです。
なんて呆気ない終了なんだろう…と退出していく男性陣を見て思いました。
女性が退出する時間になり、私は迷わずトイレに向かいました。
会場を出ると、カップルが成立した、しないに関わらず男性が話しかけてくれます。
そこで4名の男性の方に声をかけられ、連絡先を交換しました。正直結構怖かったです。
そのあとKさんが話しかけてくださり、連絡先を交換します。また今度ご飯でも行きましょう、と話して解散です。たくさんの方とお話しできたことは良いのですが、これではなんのためにカップルになったのだろうという疑問が浮かびました。
自宅に戻ると早速チャラ男のMさんから連絡が来ました。当たり障りのない会話が続いていますが、果たして進展はあるのでしょうか。
まとめ
シャンクレールの婚活パーティの良かった点
全員の男性とお話ができる
- 女性はかなり安い
- カップルにならなくても連絡先を交換することができる
- 女性のみ、次の婚活パーティの参加無料券が貰える
- 女性ともお友達になれる
- 誰が自分に好印象を抱いてくれているか、明確にわかる
- 男性の職業のレベルは高い(今回のパーティのみ)
シャンクレールの婚活パーティの悪かった点
- 円状に座ったので、男性と話すとき顔をしっかりと見ることができない
- 圧倒的に時間が少ない
- せっかくカップルになっても進展しにくい
- フリータイムが雑
- 水しか出ないので、時間によってはお腹が空いてしまう
- 各カードが記入しにくい
- チェックシートを本音で書くことができない
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